(3年間の指導内容と計画例) | ||
1年生 | ||
4月〜8月 基礎・基本充実期 |
◎ 入部 | |
◎ オリエンテーション | ||
○ スポーツの意義について | ||
・チームスポーツについて | ||
○ トレーニングについて | ||
◎ 基礎練習 パス・・・アンダーハンドパス 1.指の組み方 2.構え 3.ひじの位置 4.ボールを当てる場所 5.膝の角度 @ イスに腰掛けた姿勢からチャンスボールレシーブ A 軽く沈み込んでからのチャンスボールレシーブ 6.膝を使ったボールの送り出し @ 膝で滑る。(膝サポーター着用・ボール無し) A 相手にボールを投げてもらい、膝滑り込みレシーブ B 1列レシーブ 7.対人パス @ 3m・6m・9m A 頭上に一度上げて相手にパス B 頭上に上げ180°回転してバックパス C 頭上に上げ360° オーバーハンドパス 1.指の形 2.構え 3.ひじの位置 4.ひじの屈伸 5.ボールを当てる場所 6.膝の角度 7.壁パスでフォーム確認 8.対人パス @ 3m・6m・9m A 頭上に一度上げて相手にパス B 頭上に上げ180°回転してバックパス C 頭上に上げ360° D ジャンプパス |
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4月〜8月 基礎・基本充実期 |
・対人レシーブ・・・アンダーハンドレシーブ 1.レシーブした後の上体をチェック 2.長く続ける練習(スパイクはやや弱め) 3.左右前後をねらって打ち、動いて取る練習 4.フェイントも混ぜて強弱をつける 5.1対2(レシーブが2人) オーバーハンドレシーブ 1.強打をオーバーハンドで取る練習 2.対人レシーブ ・サービス・・・・ 1.アンダーハンドサービス 2.サイドハンドサービス 3.オーバーハンドサービス 4.フローターサービス 5.ドライブサービス 6.ジャンピングサービス @ 近距離よりネットの白帯を狙い、徐々にその距離を下げていく。 A コースを決める。 B 指定時間内に入った本数 C 指定本数内に入った本数 ・サーブキャッチ・・・近距離 ネット越し ・スパイク・・・助走の工夫 1歩、2歩、3歩 踏切の工夫 ・ブロック・・・ワンステップ(その場ジャンプ) サイドステップ クロスステップ ランニングステップ ジャブステップ ・ミニゲーム・・・2対2〜4対4 ◎基礎トレーニング 1.自らの体力を知り統計を取り、目標を定めて計画的に行う。 @ 瞬発力・・・足下にポイントを置きその場で連続ジャンプ(回数) 立ち幅跳び、三段ジャンプ(距離)等 A 敏しょう性・・・反復横跳び、バーピージャンプ(時間内の回数)等 B 筋力・・・握力、背筋力、腕立て伏せ等 C 持久力・・・1000・1500m、シャトルラン等 D 柔軟性・・・長座体前屈、立位体前屈、長座開脚等 |
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9月〜12月 チーム構成期 | ◎新チームの心構え | |
○ チーム内の役割分担 | ||
○ 1年間の個人目標設定 | ||
○ 新人戦の目標設定 | ||
○ 県選手権、県総体の目標設定 | ||
◎ 基礎練習、基礎トレーニングを積みながらゲームに対応できる技能(巧緻性)を身に付ける。 | ||
1.ブロック〜スパイク | ||
・ブロックを跳んだ後、ボールの行方を追いながら攻撃(サイド攻撃、クイック)に入る。 | ||
2.レシーブ〜スパイク | ||
・相手の強打やチャンスボールをレシーブした後に攻撃に入る。 | ||
◎
ゲームを通じて、連続したプレー(ラリー)の中の判断力を身につけると共に、ゲームででき なかっ たプレーを分析し、取り上げて練習(分習法)を行う。 |
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◎ チーム力強化と平行して、個人技能を高めるための練習を行う。 | ||
1月〜3月 大会準備期 |
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◎ 4月からの「大会期」に向けて、実戦での経験を積み、大会への準備を行う。 | ||
○ 週末の練習試合に向けての練習を平日に積み、その成果が出るまで反復練習を行う。 | ||
○ チームの中で、個々の技能を発揮させることが出来るように役割を与えると共に、 | ||
チーム構成を考える。 | ||
2年生 | ||
4月〜8月 大会期 |
◎ 上級生としての心構え | |
○ 新入部員への接し方 | ||
○ 県選手権、県総体の目標確認 | ||
◎ 基礎→応用 | ||
○ パスからレシーブへ | ||
・対人レシーブ | ||
・1対2レシーブ | ||
・3メンレシーブ | ||
・シートレシーブ | ||
○ 攻撃に変化をつける | ||
・高いトス(オープントス)から | ||
低いトス(クイック)へ | ||
・低いトス(クイック)から時間差へ | ||
○ ゲーム形式の練習 | ||
・フォーメーションの知識 | ||
・チャンスボールから攻撃 | ||
・サーブキャッチからの攻撃 | ||
・相手の攻撃からの切り返し | ||
9月〜12月 チーム構成期 |
◎ 試合や練習試合を通しての反省点、課題点を克服する。 | |
◎ 体調やけが等の健康面のチェックを行う。 | ||
◎ 基礎練習、基礎トレーニングを積みながらゲームに対応できる技能(巧緻性)を身に付ける。 | ||
1.ブロック〜スパイク | ||
・ブロックを跳んだ後、ボールの行方を追いながら攻撃(サイド攻撃、クイック)に入る。 | ||
2.レシーブ〜スパイク | ||
・相手の強打やチャンスボールをレシーブした後に攻撃に入る。 | ||
◎ ゲームを通じて、連続したプレー(ラリー)の中の判断力を身につけると共に、ゲームで | ||
できなかっ たプレーを分析し、取り上げて練習(分習法)を行う。 | ||
◎ チーム力強化と平行して、個人技能を高めるための練習を行う。 | ||
1月〜3月 大会準備期 |
◎ 4月からの「大会期」に向けて、実戦での経験を積み、大会への準備を行う。 | |
○ 週末の練習試合に向けての練習を平日に積み、その成果が出るまで反復練習を行う。 | ||
○ チームの中で、個々の技能を発揮させることが出来るように役割を与えると共に、 | ||
チーム構成を考える。 | ||
3年生 | ||
4月〜8月 大会期 | ◎ 上級生としての心構え | |
○ 新入部員への接し方 | ||
○ 部の中心となり、運営をしていく姿勢 | ||
・部長、キャプテンの自覚 | ||
・他の選手の役割分担 | ||
○ 県選手権、県総体の目標確認 | ||
◎ 基礎→応用 | ||
○ パスからレシーブへ | ||
・対人レシーブ | ||
・1対2レシーブ | ||
・3メンレシーブ | ||
・シートレシーブ | ||
○ 攻撃に変化をつける。 | ||
・高いトス(オープントス)から | ||
低いトス(クイック)へ | ||
・低いトス(クイック)から時間差へ | ||
○ ゲーム形式の練習 | ||
・フォーメーションの知識 | ||
・チャンスボールから攻撃 | ||
・サーブキャッチからの攻撃 | ||
・相手の攻撃からの切り返し | ||
◎ 試合や練習試合を通しての反省点、課題点を克服する。 | ||
◎ 体調やけが等の健康面のチェックを行う。 | ||
9月〜3月 | ◎ 通常の選手は引退しているので、その後は後輩指導・ 自主練習を行う。 | |
◎ 一貫指導に向け、中学〜高校と連携をとっていく。 | ||
○ 県選抜、県代表に選ばれた選手は、体力の保持・増進 を計画的に進める。 | ||
※ 練習内容には長期的な目標(1〜2ヶ月単位)と短期的(1〜2週間程度)な目標を持たせる。 | ||
※ 練習内容には全習法(ゲーム形式で大まかな練習)と分習法 | ||
(1つの技術を取り上げて行う練習)に分けて行う。 | ||
※ フィードバックをしながら、スパイラル形式で練習を行う。 |