（２）年代別バレーボール指導指針　（各段階における指導について）

�@　導入期（小学校ごろ）

この時期はまだまだ身長も伸び、巧みな運動の練習効果も高い時期です。バレーボールの練習だけに固執するのではなく、色々なスポーツや遊びを通して基本的な身体運動である「走・跳・投」動作を身につけオールラウンドな動きができるようにしたいものです。

バレーボールの練習の中でも専門的なトレーニングを実施するのは控えめにして様々な動きやスポーツ動作を練習におり混ぜたり体験させたりしながら、身体のコーディネーション能力を高め、身のこなしのスマートな選手育成を目標とします。バレーボール技術についてはパスをはじめとして、サーブやブロック、スパイク、レシーブなど全ての基本動作について学習しこれらの動作をスムーズできるようにしたいものです。

　また、この時期の子供たちは、まだ十分に精神的な成長を遂げておらず多感な時期です。

勝ち負けにこだわるあまり、無理なプレッシャーをかけたり、押し付け練習ばかりするとバレーボールを嫌いになったり続けなくなります。いわゆる「バーンアウト（燃え尽き症候群）」です。バレーボールに親しませ、楽しみを体験させられるよう練習計画にも工夫が必要です。同じ練習を何時間も繰り返させるのではなく「バレーボールは楽しい、すばらしい」と感じさせることが重要であり、この気持ちを持たせることによって生涯スポーツとしてバレーボールを受け入れることの基礎が出来上がっていくのです。

 

�A　第1育成期（小学校高学年〜中学生ごろ）

　発育発達には個人差があることを述べてきましたが、この第1育成期は個人差の大きな時期です。身長が急伸する第二次性徴期（発育急進期）であり成長軟骨が活発に活動する時期といえます。無理なトレーニングを避けバレーボール基本技術の定着と完成を目指しバレーボールの持続的な練習を始める時期と考えられます。

　この時期は身長の伸びとともに呼吸循環器系（心肺機能）の発達が著しく、スタミナを鍛えるには最も都合がよい時期です。導入期に身につけた基本技術やスマートな動作を持続的に繰り返す事ができるようにしましょう。練習では基本動作を反復し持久力をつけ、正しい技術の定着と完成を目指したいものです。

　そこで、この時期に注意したいのは、第二次性徴期のおとずれる時期は性差や個人差が大きいという事です。チームの中では身長の伸びが止まっている選手もいれば、身長がぐんぐん伸びている者もいるので個人にあったトレーニングメニューが必要となります。身長の伸びている子供たちには基本動作の繰り返しとスタミナ養成を課題とし、身長の伸びが緩やかになった子供たちにはやや負荷の強いトレーニングを練習に加えて力強さの向上も加味してやるなどきめ細かい高度な技術の対応が求められます。

また、バレーボールの経験年数がバラバラなことも多いのがこの時期の特徴ですから小学校から始めた選手と中学から始めた選手の技術習熟度の違いを十分に考慮してグループ別や個別練習をするなど練習方法に工夫する必要があります。

さらにスポーツマンシップの指導もこの時期から行なうべきですが、闇雲に厳しい指導や躾をしなさいというのではなく挨拶を励行でき、ルールやエチケットを守り、練習の準備や後片付け、用具の整理整頓などを自発的に行えるよう育成することが大切です。

※導入期〜第1育成期における中学校部活動での取り組みについては別項で提示します。

 

�B　第2期育成期（高校生ごろ）

基本動作の定着が終了したならば、次に目指すのはボールを落とさずにラリーが長続きするよう練習することです。ランダム練習を多く取り入れ、バレーボールのラリーをできるだけ長く続けることができるよう状況判断能力を養っていく事がこの時期の大きな目標です。練習方法としては２対２（ダブルラダー）や３対３、４対４、さらにはゲーム練習を数多くこなして様々な状況を練習に設定してボールが落ちないように自分が何をすべきかを考え判断する重点的に実施し、中でも特にボールをプレーしていない選手が何をなすべきかという問題です。（オフザボール局面の動き）プレーをする前後に選手が考えなければならないことは何か、声に出さなければならないことはないかを理解させ実践させる練習をする必要があります。

また、大部分の選手は第二次性徴期をおえており、いよいよパワーアップのための筋力トレーニングを開始できる時期です。身につけた基本技術にパワーを加え、高度なパフォーマンスを追求していくことが重要です。技術練習だけでなく積極的にパワーアップのトレーニングプログラムを練習に導入していきたいものです。

この時期はメンタルトレーニングの基本的な手法を学ぶのに適した時期です。試合中のプレーイメージや上手な選手のイメージを描きながら練習するイメージトレーニング、モチベーションを高めるためのサイキングアップ手法、あがりを克服するためのリラクゼーションなどの手法、練習日誌をつけて目標設定や課題の確認などを的確に行ない、次回の練習に生かす手法など様々なメンタルトレーニング手法を学び習慣づけていくことが必要です。

 

�C　第３育成期（大学生、社会人）

専門的トレーニングを積むことによって個人のパワーアップを目指すとともに自分のチームや相手チームを分析し、試合に勝つための戦術や戦略を理解し工夫しましょう。

ビデオなどの映像データや数字をもとに戦術・戦略を練り、それに合せた高度なスキルを研究し獲得しなければなりません。ゲーム展開でのかけ引きを楽しみながらハイレベルな試合ができるように心がけていく必要があります。監督やコーチとのコミュニケーションをとりながら場面に応じた状況判断能力や戦術の選択能力、相手に対応する判断力、試合の流れを読む把握力など頭脳をフル回転させる習慣を身につけることが重要です。

また、メンタルトレーニングについても必ず継続した実施をして、自身のメンタル面をコントロールできるように練習していかなければなりません。

 

�D　完成・強化期（全日本クラス）

　さらなるパワーアップやスキルの獲得は当然であるが、諸外国との対戦に勝つために何が必要なのかを個人データやチームデータを駆使して個人のスキル要素やチームの戦術・戦略要素の向上を図り、勝つために最善の努力が必要とされます。

　勝つためのパフォーマンスを最高レベルまでに到達させるよう常に研究し、日本を代表して国際舞台で活躍するにふさわしい精神力とマナーを身につけることを期待されます。

表

年代		期分け	指針
男子	女子
U−13	U−11	導入期	バレーボールに専門的なトレーニングばかりではなく、様々な動きやスポーツを経験させ、身体のコーディネーション能力を高める。また、バレーボールを楽しみながら技術の習得を行う。この時期の第一の目的はバレーボールに親しませることである。 スポーツマンシップに関する指導もこの時期から行なわなくてはならない。
U−16	U−14	第1育成期	基礎技術の完成を目指してバレーボールの専門的トレーニングを開始する時期である。この時期の子供は第二次性徴期を迎えているものが多いので、個々の心身両面の成長段階に注意しながらの指導が必要とされる。また、発育発達段階の違いやバレーボール経験年数の違い（小学校期に始めたものもいれば、中学生になってから始めるものもいる）からトレーニング負荷のかけ方など多くの配慮が必要となる。
U−19	U−16	第２育成期	ボールを落とさず、ラリーを続ける事のできる能力を身につける時期である。また、パワーアップのためのトレーニングを開始し、スキル要素の向上を図る時期でもある。かなりの競技者が第二次性徴期を終え、心身ともに本格的なバレーボールのトレーニングに対する準備ができている。
U−21	U−19	第３育成期	パワーアップ、高レベルのスキル要素獲得とタクティクス要素の向上を中心とした指導を行なう時期。
シニア		完成期	諸外国のチームと対戦等から個人のスキル要素やタクティクス要素の向上を図り、パフォーマンスを最高レベルに到達させる。

＊　現代バレーボールの世界的流れを見ていると選手の役割がそれぞれのポジションごとに専門化してきている傾向が見え、リベロの2人制導入などがまさにその例でしょう。

　　このトップの流れを受けて若年層の指導においても同様の傾向がみられるようになってきたといえます。

　　しかし、世界的な視点で考えると日本人の場合センタープレーヤー程度の身長の選手（チームの中で一番大きい等）はレセプション（サーブレシーブ）やディグ（レシーブ）もこなさなければトップでは通用しないのも事実です。

　　つまり、スペシャリストではなく、何でもこなせるゼネラリストを育てていかなければ世界では通用しないということになります。

　　特に小中学生はチームのすべての選手がオールラウンダーを目指すことが大切で身長が高いからといって攻撃だけに専念させていたのでは将来高校や大学に進学し身長が止まってしまった場合にレシーブ（レセプションやディグ）のできない中型選手となってしまいます。逆に身長が急激に伸びたとき、スパイクが苦手では戦力にならなくて、ともにゲームに出場できない選手になったりします。

　　そうならないためにも若年層の指導ではすべての選手がすべてのポジションをできるようにしておくことが大切です。チーム全員が力強いスパイクを打ち、ブロックに跳びレセプション（サーブレシーブ）やディグ（レシーブ）ができてセットアップできるようになれば戦術の幅も限りなく増えてくるはずです。個々のスキルの向上がチームのレベルの伸びしろを広げていきます。スペシャリストになるのは完成期をむかえてからでも遅くはなく、それまでにできる限り幅広いスキルを身につけておくことが大切です。

バレーボールを始めるきっかけとなる理由は個々様々です。オリンピックや世界選手権など一流選手の試合を観戦して感動を憶え、学校への入学時、クラブ活動に勧誘されて始めたり、友人や先輩に誘われ近所のスポーツ少年チームに入団した等があるが、父母や兄姉がバレーボーラーだったという例も多いでしょう。また、家庭婦人の練習についてきた子供がボールに触れてスタートをきる場合もあります。このようにバレーボールを始めた子供たちが身体的・精神的・社会的にも落ちこぼれることなく、嫌いにならず、飽きずにどの年代においても楽しくバレーボールを続けられる様にそれぞれのライフステージにおいて発育発達段階やバレーボール技術レベルにあった適切な指導がなされなければならないのです。そのためにはライフステージのどの段階でバレーボールを始めようが、その体力や技術レベルにあった適切な指導が受けられるということが重要です。そのためにも正しい指導理論に基づいた指導体系を確立する事が必要であり、やり過ぎによる障害を排除して最適な効果が得られるような発育発達段階を考慮した科学的なトレーニングが必要となります。

　　下記に各年代に対応した一貫指導の指針を示すが、これらは学校教育における年代に対応させたものです。また、各時期において共通する詳しい指針は今後の研究材料とさせていただき、加えて個人やチームの目標を明確、かつ、具体的に立てると共に目標達成のための方法（練習内容とポイント）を情報として与え、技術や戦術を指導する上で理論的裏付けを認識させる事も大変重要になってきます。また、指導者のコミュニケーション能力や人間性も大きく関わることも知っておくべきでしょう。成果があがるかどうかは指導者の力量にかかっており、指導者が間違っていれば選手は上達しないのです。

　　努力しても成果が現れない場合はその方法が悪いということです。

『導入期〜第1育成期における中学校部活動での取り組み実施例』

 

　(バレーボール人口を増やし選手育成強化の第一歩として)

 

　神奈川県内では小学生バレーも盛んに行われていますが、野球、サッカーなどに比べると決して多いとはいえません。（女子は比較的多いのですが）特に男子は、中学に入学してからバレーボールを始める生徒がほとんどで、女子も半数以上が中学入学後にバレーボールを始めているのが現状です。また、高校入学後にバレーボールを始める生徒はあまり多くなく、中学校からの継続で高校でもバレーボールに取り組んでいるのが現状です。

　そこで、この中学入学時にいかにバレーボール人口を増やし、高校へとつなげていくかが、一貫指導体制における選手育成のためのポイントにもなってきます。ここに、中学校での入部勧誘実践例を紹介する中で、バレーボール部員の増加、選手育成強化の第一歩として参考になれば幸いに思います。

 

　１、顧問、部員による積極的な声かけ、勧誘

　　　　　　　　　　　　　（入学式、授業、休み時間、放課後等利用）

声をかけられた、スカウトされた等がきっかけでバレーボール部に入部したという生徒は多いです。バレーボールをやったことがないと言う生徒がほとんどなので 、仮入部だけでも参加してもらい、バレーボールを知ってもらうのことが大切です。

大体の中学校が４月下旬〜５月上旬に本入部となるので４月からの声かけ活動はとても重要です。

 

  ２、部活動紹介（オリエンテーション）等でのユーモアあふれるPR活動　

中学校では部活動を紹介する機会を設けられている学校が多いと思います。

それを、最大限利用していかに目立ってPRをするかがポイントです。あまり印象に残らない紹介だとマイナスで、どういったパフォーマンスで生徒をバレーボールに引きつけていくかが大切です。顧問自らも登場し、おもしろおかしくできるとプラスに働くことも多いです。また、PRのなかで「身長のすごく伸びるスポーツだ」なども、生徒が印象に残るポイントのようです。

バレーボールをやったことがない、知らない生徒へのPRということを頭に入れて， コント、劇、ドラマ風、プレーを見せてのパフォーマンス等考えてみてはどうでしょうか。

 

３、仮入部期間を有効に活用

初めてバレーボールをする生徒がほとんどなので、バレーボールって楽しいなぁと感じ取ってもらうことが必要です。そこで、こんな形で行ってみたらどうかといったところを紹介します。

 

（１）仮入部時は新入生用の練習メニューで練習する

  上級生の人数が多い場合は、メニューをレギュラーと分けても構わないのですが、みんなで楽しく練習することです。上級生にいろいろと関わってもらい、教えてもらえるというのが大切です。

   　

（２）ボール拾い、トレーニング等はしない、ボールを使った練習を主に

 準備運動程度にトレーニングはして、基本的にはボールを使った練習のみで、パス、スパイク、サーブをどんどん教えていきます。その中で、アンダーパスで手の痛みを感じる生徒もいるので、オーバーパス、組み手パスなどを多用させたり、スパイクや、サーブの練習に切り替えたりする工夫も必要です。パスでは回数を続ける楽しさを体験させ、サーブでは思い切りよくボールを飛ばせるように、スパイクは手投げトスでのＡクイックでタイミングを取らせて気持ちよく打たせてあげるなど、その辺りを体験すると興味がわいてきて次のミニゲームにもつながってきます。             ですから、 ボール拾いやトレーニングは、初めてバレーボールを取り組む生徒であり、まして仮入部となると必要ないかと思います。

 

（３）ネットの高さは２�b前後にする。（スパイク練習時等）

ネットが高いとそれだけで無理だと考えてしまうことも多いようです。

仮入部期間などは、低いネットでは、思い切りスパイク練習ができ、サーブも入りやすくなります。ブロックの手も出るので、ゲームなどを楽しめるようにもなってくるので、高さは低めに調整した方がいいかと思います。

 

（４）ネットを２分割、３分割した狭いコートでのミニゲーム

２対２，３対３等のミニゲームでバレーボールのゲームの楽しさ、ラリーを続ける楽しさを体験してもらう。３点マッチ、５点マッチなどにして、対戦相手をどんどん変えて行ったり、チーム替えをしたりして行ってみましょう。

また、コートが広く大きくなるとボールに勢いがついてラリーが続きにくくなるので、基本的には狭いコートで上級生と一緒のチームで行い、上級生にゲームを盛り上げてもらいリードしてもらうことができるとベストです。

慣れてきたら、広いコートでの正式のゲームでもいいのですが、できるだけ、レシーブ→トス→スパイクがやりやすい形で工夫できるといいのかと思います。

 

（５）上級生部員への後輩指導へのアドバイス

練習の盛り上げ方、後輩へのアドバイスの仕方、ほめ方、励まし方、練習での技術的指導の仕方など、顧問の方で指導をしていく必要もあります。

 

　４、最後に

選手強化育成をしていくためには、まず選手がいなくては強化育成のやりようがありません。いかにバレーボールに興味を持ってもらい、部員を１人でも多く増やしていくかが重要なポイントになっています。そういった意味で、中学校での取り組みはとても大切なものになってきているので、バレーボール人口の増加のために少しでも役立ててもらえたれと思います。また、入部した際には、小学生からバレーボールを行ってきた生徒との差を縮めるためにも、１年生は球拾いではなくなるべくボールを数多く使った練習を行っていくことも、中学校からバレーボールを始める生徒の選手育成強化の第一歩になってくると思われます。

 

　(中学校での練習計画と内容)

 

　1,　練習日程を月別、週別に計画を！

中学校では月ごとによって放課後の活動時間や下校時間が決められていて、活動場所も学校によってそれぞれ違うので、そのあたりをよく考えた上で練習計画をしていく必要があります。特に、冬期などは下校時間が早く、放課後の練習時間が1時間ない場合もあるので、上手に練習計画を練っていくことが大切になります。

 

    計画のポイントとして、

     �@　最低でも1週間単位で考えていく。

     �A  練習時間の長い日と短い日での練習内容の工夫（土、日、休日を含む）。

     �B  使える場所（体育館、外コート、コートネットなし）での工夫。

     �C　朝練習のある日とない日での工夫。

     �D  ボール練習とトレーニングとのバランス。

 　 等々を最低限考慮して計画をしていくといいかと思います。

 

　２、ボールに慣れる、ボール練習中心に考える。

特に男子などでは、中学校からバレーボールを始める生徒が多いので、ボールを使っての練習を中心に考えていき、ボールに慣れさせていくことから行った上で、体力的な要素を向上させていくといいかもしれません。

 

  　例えば、スパイク練習を多く行ってみて

     �@フォームが良くない場合は、フォーム作り、スウィング練習を。

     �Aスパイクのミートが良くない場合は、ボールのミート練習。

     �Bジャンプ力が足りない場合は、ジャンプ力向上のためのトレーニング。

    �C体のバランスが良くない場合は、体幹を鍛えるトレーニング。

など、ボール練習から課題を見つけ、ボールを使っての練習の中から体力の向上、技術の向上を図っていくことも大切です。

 

　３、練習試合、大会等でのゲーム経験

土、日曜、休日を使ったゲーム練習や大会の中で、総合的に技術面、戦術面、体力面、精神面などを向上させながら、それぞれの課題を見つけ、その課題を練習していくことも大切になってきます。個人として、チームとしてそれぞれの課題を克服していくことが、チーム力アップ、個人の技能向上に役立ってきます。

神奈川県内中学校では、年間、各地区大会が数回と県大会が３回行われています。

また、公式な大会がない時期に強化のための招待試合が、地区ごとや、県全体、関東、全国からといった形で、様々な形式をとって行われています。県内、県外の招待試合を数えると２０くらいの大会が行われていて、そういった大会を通じての強化も重要なポイントにもなってきています。

 

　４、中学校での強化体制

神奈川県内中学校では、一貫指導に向けての強化事業として、上記のような招待試合、公式戦の他、１，２年生を対象に優秀選手事業として、１２月にジュニア合宿を行っています。県内各８地区から推薦された長身選手や上位チームの主力選手などを推薦してもらい８０名前後の人数で１泊２日の合宿を行い、次年度に行われるJOCカップの神奈川県代表選手へとつなげていっています。

また、県内８地区に男女強化委員を８名、計１６名配置し、各大会などで優秀選手の発掘をしてもらい、ジュニア合宿への参加、JOC杯を経て高校へとつなげていき、一貫した理念のもと協会全体で選手を育成していけるよに、神奈川県全体として取り組んでいます。